教育とは、単に知識技術の獲得だけが目的ではない”と当園では考えています。

 つまり、“教育とは知識技術の獲得以前に、人としての健全な人間性や意欲、創造性の獲得、人と関わり合う力等を育まなければならない”のです。

 人間性や自主性、創造性、意欲を身につけるためには、『遊び』と『仲間』が絶対に必要不可欠です。

 乳幼児期の子どもにとって、『遊び』とは、すなわち“生きること”そのものであり、『遊び』の中から様々なものを獲得していきます。約束やルールを守りながら、自分の意志や願いに基づいた行為や主張を成し遂げていくのです。

 幼児期の子どもたちが生き生きと仲間と関わり合って遊べば、ケガやケンカが生じるのも、また自然なことです。もちろん、大きなケガはないように細心の注意を払って保育していますが、“擦りむいたり、ぶつけたり”という小さなケガはあります。子どもはケガを繰り返しながら育っていくと言っても、過言ではありません。また、子どもに自我が形成されてくれば、当然ぶつかり合いやケンカが生じます。ケンカを奨励するわけではありませんが、ケンカの経験なくして健全な成長、発達はあり得ないのもまた事実です。

 当園は創立60数年という歴史を持ち、地域に根ざした幼稚園として様々な経験の中で育ち合うかけがえのない子どもを皆様と一緒に考えていきたいと思います。



園長 菊池路子   

Copyright by hamatake kindergarten